渋谷有美ちゃんに贈った詞

2018年11月04日
玄海育ち
波を・・・
波を 枕の 玄海育ち
しぶき 舞い散る 漁場に出れば
おんな 愛嬌じゃ 越せない海だ
度胸 決めたら 命掛け
女 無法松 網を引く
背負う・・・
背負う 半纏 玄海育ち
ねじり 鉢巻 きりりと締めて
大漁 太鼓で 荒波越える
白い 唇 噛み締めて
女 無法松 意地を引く
夢を・・・
夢を 波間に 玄海育ち
男 まさりも 年頃だから
陸(おか)に あがれば 男(ひと)恋しくて
衣装 化粧も もどかしく
女 無法松 紅を引く

出たとこ勝負
行こか 戻ろか 思案の時にゃ
男は 自分で 生き様決める
今日は 一本 出たとこ勝負
回り 舞台の 主役になって
向こう 正面 啖呵を切れば
ひのき舞台が 待っている
おまえ ひとりと 決めたらさいご
男は 優しさ 忘れちゃならぬ
今日は 一本 出たとこ勝負
可愛い あの娘を 泣かしちゃならぬ
身体張らなきゃ 勝負に勝てぬ
勝って 笑顔を 贈るのさ
やると 決めたら とことん進む
男は 見せ場を 自分で作る
今日は 一本 出たとこ勝負
度胸千両 大見栄切れば
渡る 世間も ほってはおかぬ
それが 男の 勝負だよ
後記:有美ちゃんの声・声量 にピッタリと思うのですが・・・

堺港に雨が降る
1)
そぼふる 雨 雨 別れ雨
惚れちゃ ならない 男(ひと)だから
飲んで まぎらす 今夜の私
むせぶ 大浜灯台(とうだい) この胸に
沁みる ギターの トレモロが
堺港に 雨が降る
2)
涙の 雨 雨 通り雨
他人(ひと)に 言えない 出会いだと
きっと 忘れる 約束だけど
しかる 自分に 背を向けて
今朝のメールに 返事をだした
堺港に 雨が降る
3)
冷たい 雨 雨 遣らず雨
すこし だけです 時間まで
逢えば たちまち 別れの時刻(とき)が
無情の ドラの音(ね) 響きます
夜の とばりが 二人の別れ
堺港に 雨が降る
後記:前に比べると少しだけすっきりした気がします。PM1-2で唄えます。
堺おんなの演歌節
1)
堺 生まれで 歌ずきで
子供の 頃から 演歌好き
履いた 袴(はかま)を
    きりりと締めりゃ
夢も 広がる 宝舟(堺船)
はこぶ こぶしは 天まで届く
堺 おんなの 演歌節
2)
やると 決めたら 命懸け
誰にも 遠慮が 要るものか
嵐 乗り越え
      一本道さ
夢を 咲かそう 紅い花
すきな この道 くじけやしない
堺 おんなの 演歌節
3)
浮いて 沈んで また浮いて
人生 いつまでも 歌がある
勝った 負けたは
         心がきめる
夢を 追いかけ 生きて行く
皆で 唄えば 日本晴れさ
堺 おんなの 演歌節
4)
春は 桜の 花が舞う
太閤 秀吉 お茶に酔う
利休茶碗を まわして みれば
       昔を しのぶ
夢は、日本を 飛び出して
うなる こぶしは 荒波こえる
堺 おんなの 演歌節
5)
何時の時代も心から
しみいる 情けの 歌がある
義理と 人情は 
       まかせておきな
夢は ふくらむ 大舞台
日本 全国 津津(つつ)浦浦に
堺 おんなの演歌節
おっと私は演歌歌手
1)
はあーぁ
情(なさけ)唄なら 任せておくれ
鼓舞しを まわせば 血がさわぐ
袴(はかま)姿に 命をかけて
手をあげ 手を打ち 気持ち良く
ちょいと(バッグで)
おっと 私は 演歌歌手
2)
はあーぁ
古い 唄だと 笑わずに
聞こえて きました おはやしが
ここで 一曲(ばん) うなってみせる
手をあげ 手を打ち 気持ち良く
ちょいと(バックで)
おっと 私は 演歌歌手
3)
はあーぁ
男 歌でも 任せておくれ
親から 貰った この喉は
一度 聞いたら やみつき物さ
手をあげ 手を打ち 気持ち良く
ちょいと (バックで)
おっと 私は 演歌歌手4)
はあーぁ
昔 なつかしい あの歌声は
思い出 詰まった 詞(うた)ばかり
恋も 希望も あるはずだから
手をあげ 手を打ち 気持ち良く
ちょいと(バックで)
おっと 私は 演歌歌手
5)
はあーぁ
堺 おんなが 聞かせる歌は
自慢じゃ ないけど 一品さ
 うなる こぶしは真剣勝負
手をあげ 手を打ち 気持ち良く

ちょいと(バックで)
おっと 私は 演歌歌手

堺みなとは涙街
港の 桟橋 遠ざかる
船の 明かりが 別れを告げた
愛を くれると 言った人
帰って 来てよと 叫んでみたが
あぁ 堺みなとは 堺みなとは 涙街
台詞
あー 人間(ひと)は何時か別れが来るものなのね・・・
波間に 浮かんだ 薄なさけ
滲む 夕日が この身を焦がす
強い おんなに なれと言う
いまさら 他には 愛せはしない
あぁ 堺みなとは 堺みなとは 涙街
台詞
かもめに誘われて来たけれど やっぱり 
あなたは帰ってこない・・・
空行く かもめも 鳴き疲れ
わたし はぐれて 手酌で呷(あお)る
すぐに 帰ると 騙す街
も少し 我慢と 抱く夢まくら
あぁ 堺みなとは 堺みなとは 涙街

後記 5行詞にしてみました。済みません いつも女が泣く内容ばかりです。

 

有美(ゆみ)の酒唄 
          

1)
好きな お酒が 飲める日は
あんた(あなた)一緒と ねだり酒
よこに 並べた とっくりの
数を 数えて 夜もふけて
今夜は このまま 看板までと
有美の 酒唄 口づさむ
2)
なんだ かんだと 飲む酒は
わたる  世間の 恨み酒
独り 重ねる グラスには
意地も 涙も 溶けている
もらす 溜息 飲み乾しながら
有美の 酒唄 口づさむ
3)
好きな お酒が 飲めぬ夜は
そっと 隠れて 悩み酒
ついて いる日も いない日も
酒の 力を 借りずとも
やって いけそな 気がするいまは
有美の 酒唄 口づさむ

人生駒
おんな だてらの 勝負の世界
八十 一個の ます目に賭ける
やっと つかんだ チャンスでも
定跡(じょうせき)どおりじゃ かなわない
一手 違いも 負ければ終わり
人生 駒の 勢い 勝負だよ
苦心 惨憺(さんたん)一手の重み
惑う 思案の 指手(ゆくて)を決める
日頃 鍛えし 読みを入れ
必死に 見つける 最善手
勝って 錦を 故郷(こきょう)へ飾る
人生 駒の はたらき 勝負だよ
切羽 詰まった 正念場なら
負けて もともと 度胸を据える
下ろす 駒音 高々と
明日(あした)を 夢見て 命かけ
勝って 兜の 緒を締め直す
人生 駒の やる気が 勝負だよ

岬はずれの灯台
銅鑼が 鳴る鳴る 別れの合図
かもめが 泣けば 涙が落ちる
岬 はずれの 灯台は
どれだけ 出船を 見送った・・
すすけた 浜辺は 哀しみ色か
今日も 戻らぬ 船を待つ
風に 吹かれて さまよう小舟
波間に 揺れる おんなの心
岬 はずれの 灯台は
希望を 捨てずに 霧の中・・
標(しるべ)を 照らして 千夜の願い
今日も 戻らぬ 船を待つ
辛さ 悲しみ 女の旅路
思い出 すがって ふるさとの街
岬 はずれの 灯台は
いつでも 明かりを ともすから・・
幸せ つかんで 帰ってこいと
今日も 戻らぬ 船を待つ後記 人生岬のリメイクにしようと思いましたが、灯台になってしまいました。まあ これはこれで・・・

タイトル:人生酒
男と 女の この世の中は
好いて 好かれて 惚れあうものさ
良いこと ばかりは 続かない
悲しい 別れも あるものさ
酒で 自分を ごまかすな
明日(あした)に 夢を 咲かせよう
喜び 悲しみ 色々あるさ
つらさ ばかりが 目につくけれど
この世の 荒波 超えて行く
あやまち 恐れず 立ち向かえ
酒が 悪いと つくろうな
くじけて 泣くな いさぎよく
運ありゃ 不運が 追いかけてくる
どうせ 一度の 人生だから
全力 尽くせば 悔いはない
陽は落ち 東に また昇る
酒は 楽しく 飲むものさ


どーんと 腹すえ 生きて行け
堺 つばめ
1)
堺つばめが 見る夢は
鳴門海峡 ひとっ飛び
阿波の国での 阿波踊り
踊って遊んで 夜をあかす
年に一度の お祭りならば
帰りたくない もう少し
ツバメ帰れよ もう夜が明ける
2)
堺つばめが 見る夢は
高知山脈 ひとっ飛び
土佐の国での 大太鼓
よさこい踊って 日がくれて
京都とならぶ 大文字焼き
帰りたくない もう少し
ツバメ帰れよ もう陽がくれる
3)
堺つばめが 見る夢は
天守閣まで ひとっ飛び
ここは松山 城下町
大名行列 見下ろせば
昔を偲ぶ 坊ちゃん列車
帰りたくない もう少し
ツバメ帰れよ 陽のあるうちに

後記:地理的には直ぐ近くですよね。有美ちゃんの人生華のノリで御当地ソングでしょうか。
タイトル:堺ツバメ道中
1)
浪速ツバメが 東海道を
下る旅路は 一人旅
掛川 足止め いやな雨
ついてないよと 相部屋(あいべや)の
てるてる坊主の 親子連れ
どうせ いそがぬ 旅だから
わらじ ひもとき 一休み
2)
清水港は 次郎長さんの
歌で名高い 港町
渡世の義理だよ 助っ人は
無駄な出入りは 御免だぜ
切ったはったは ご法度さ
ここは急いで 退散だ
腹をすかせて 飛んでいく
3)
山を降りれば 一本道さ
江戸の町まで ひとっ飛び
八百八町の 賑わいに
ここは 浅草 浅草寺
仁義がわりの 投げ銭を
日本橋まで 来て見れば
ツバメすごろく あがりだぜ                              
後記:お分かりのように有美ちゃんを飛ばしました。時間があれば、十番ぐらいまでいけそうです(東海道について結構PCから情報をとりましたので)
1)
春は 桜の 花が舞う
太閤 秀吉 お茶に酔う
利休 茶碗に 昔をしのびゃ
祭り 太鼓に 血が踊る
(以下リピート)
さかい 音頭は 海 山 越える
堺おんなの 演歌節
2)
夏は みんなの 夢ロマン
王将 三吉 いぶし銀
駒に 命を あずけてお春
夢を ふたりで 追いかけた
(同上)
3)
秋は おなごの 情け唄
お月見 祭りの やぐらから
鳴らす こぶしは 任せておくれ
ふとん 太鼓が 響きます
(同上)
4)
冬は おとこの 血がさわぐ
ダンジリ 競えば 意地が飛ぶ
白い 下帯 きりりと締めて
ねじり 鉢巻 ど根性
(同上)
以上まだ完成ではありませんが、堺の春夏秋冬を入れてみました。
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